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いますぐ打てます
This is 囲碁  [P1/4]

囲碁ってむずかしい、暗い、あるいは頭のいい人だけのゲームなんて思っていませんか?
とんでもない。囲碁ほど簡単で親しみやすいゲームはないのです。
それでは囲碁早わかり、Let’s Go!

囲碁は陣取りゲーム

さあ「1図」がこれから皆さんを囲碁の世界に招待する碁盤です。縦横9路×9路あります。


1図

 実は“本モノ”の碁盤は19路×19路もある広いものなのですが、最初からこれ に挑戦するのは、 宇宙を一人で旅行するようなもの。
 そこで1図の9路盤で足慣らししようというわけです。 19路盤は、強くなったときの楽しみにとっておきましょう。
 まず皆さんに覚えていただくルールは次の二つです。

一、線と線の交点に打つ。
二、黒白交互に打つ。

 もう一度1図をご覧ください。ここで1から6までの数字は、 この順番で石を打ちましたよという意味です。
 黒が一手目を打ち、二手目は白、以下黒、白と交互に打つのがルールです。
後はどこへでも(一部を除いて)好きな所に打ってください。他に制約はありません。 碁は自由なゲームなのです。
 ところで囲碁はどうやって勝負をつけるのか? ひと口で言えば陣取りゲーム。 陣地の多い方が勝ちなのです。
  なお陣地のことを地(じ)といいます。

地の多い方が勝ち

2図 1図のように石を打っていって、たとえばこのようになったとしましょう。
 ここで下が黒の、上が白の陣地です。自分の石に囲まれている場所を陣地と解釈してください。
 それでは計算です。線と線の交点がいくつあるか数えましょう。
 黒の地は33。この黒地を33目(もく)と呼びます。同じ要領で白地は24目。
 9目の差で黒が勝ちました。この結果を「黒9目勝ち」と呼びます。


2図

3図 地は一ヶ所だけとは限りません。さて、これはどちらの何目勝ちでしょうか?
黒地三ヶ所の合計は8目。白地は2ヶ所で計7目。正解は黒1目勝ちでした。
1目でも立派な勝ちなのですよ。


3図
四ツ目殺しって何?

 碁は陣取りゲームとお話ししましたが,「地」のことはしばらく頭の片隅に追いやって、 もうひとつ「石は取られる」ということも覚えてください。
4図 たとえばこの黒石一個。これは矢印の四つの地点にエネルギーを出しています。
これを「呼吸点」と呼ぶことにします。


4図

5図 たとえばいま中央、白1と打たれ、呼吸点を全部ふさがれたとしましょう。さて、黒の運命は?
息するところをすべて埋められてしまった黒は、もう生きていけず、取られてしまうのです。
 ふつうの石の呼吸点は4つですが、上図のように盤端になると3つに、 また右下のように端っこになると2つになります。


5図

6図 これが悲惨な結果図です。せっかく打った石が取られ、あわれ黒石1個は白の捕虜に・・・。
 囲碁は石を取ることが目的ではありませんが、味方の兵隊が減るのは痛い。
石はできるだけ取られないようにしましょう。
 これが石を取る基本ルールで、「四ツ目殺し」(よつめごろし)といいます。わかりやすいのでぜひ覚えてください。


6図